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東京ゲームショウ2009 その2

2009/09/27

昨日の記事の続きです。

今日はちょっと”無双”というゲームシリーズについて思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
非常に有名なタイトルですので、ご存知の方はご存知とは思いますが、『三国無双』『戦国無双』に代表されるコーエーの主力シリーズで、一騎当千の武将を操って、数千の敵を相手に戦場を駆け巡るアクションゲームでございます。このゲームの開発をしているω-Forceというチームが『Zill O’ll』シリーズの最新作『トリニティ・ジルオールゼロ』を開発中というのは、昨日の記事の通りです。このシリーズは、PS,PS2,PSPでそれぞれ発売されているのですが、ジャンルはオーソドックスなRPGでした。ですが、『トリニティ…』は無双スタイルのアクションRPGになったのです。TGSでトレーラーを見てて感じたんですが、これ、どう見ても魔法攻撃がついた無双です。舞台が中世ヨーロッパ風の無双です。世界観は過去のシリーズと地続きなんですが、ここまで雰囲気変わるか?!と。実際にストーリーを追ってプレイすれば話は別なんでしょうが、ムービーを見る限りでは本当に無双にしか見えなくて参りました。映像として華のある戦闘シーンを切り抜いたことが要素としては大きいのだと思うのですが、システムがストーリーを食っている珍しい例だな、と非常に複雑な気分。

『トリニティ…』のトレーラーと同時に『TROY無双』も上映していたのですが、これはなんと言いますか、無双シリーズの汎用性の高さが垣間見えたいい例のように感じられました。無双というゲーム様式があれば、割と何を突っ込んでもそれなりに面白くなるんじゃないかしら。一つのシステムに固執することは、進歩の否定だし、いつかは飽きられてしまう危険性や、微細な差異を消費する構造に対する危機感みたいなものも感じられますが。

さて、さんざっぱら能書きを垂れてきたわけですが、ここからちょっと会場とかそこら辺の報告をば。
何より残念だったのが、ほとんど試遊が出来なかったことですね。もう少しプレイアブルの台を増やして欲しかったなあ、と。あと、出展しているのがほとんど大手で、中小がほとんど出ていなかったのが少々残念。アトラスとかね、期待してたんですけどね。ゲーム業界の苦境が影響しているんでしょうか…。なんというか残念。
大手のポテンシャルは相当感じられたんですけどね。

東京ゲームショウ2009

2009/09/26

本日(9月26日)、東京ゲームショウ2009に友人らと足を運んでまいりました。
8時過ぎに会場に着いたのですが、やはり人出が凄い。
FinalFantasy13の試遊を始めとする整理券はほぼ瞬殺状態。
うまくFF13の整理券を入手できればなあ、と思っていたのですが甘かった…。
ブースで、他の方がプレイしているのを見られたからいいですけどね。

やはりというか、ビジュアルは相変わらず凄いです。
街並みもキャラクターの造形も非常に美しい。
演出過剰になって、プレイヤーの想像力の入り込む余地が無くなったり、他のゲーム性を削いでしまうのは、映画とどう違うの?という問題と繋がって、どうかと思うのですが、やはり技術力は凄いと認めざるを得ません。
戦闘も非常にテンポよく進んでいて、敵を蹂躙する爽快感は傍から見ていても相当ありました。これ、意外と面白いんじゃないかしら…。

他にはCAPCOMのブースで大神伝のトレイラーとロストプラネット2のトークショーを見たり、コーエーのブースでトリニティ・ジルオールゼロとTROY無双のトレーラーを見たりしてきました。
大神伝は、前作大神の雰囲気そのままに、うまくDSにマッチする画質に落としてあって、続編としてはいい感じに感じられました。
一緒に見た友人が言っていた「DSは3Dと見せかけたドット絵だよ」という言葉に妙に納得させられました。
ローポリゴンの少々荒めで、省略(デフォルメ)された画面は、決してリアルな(目で見たままに近いという意味での)描写はできません。ですが、ある程度の身体を持ったキャラクターの図像と彼らの動きを与えることは可能です。プレイヤーは彼らの動く記号的な身体とリアルな身体の動きを想像力を動因することで埋めることができる。
ローポリゴンのゲームを遊ぶことで働かされる想像力は、ドット絵という限られた色・サイズ・動きのキャラクターによって構成されるゲームをプレイする時に用いられる想像力とほぼイコール(多少は弱くなっているかもしれませんが)であると考えられます。そして、その現実とのギャップを埋め合わせる想像力の入り込む余地が、ゲームに描かれる世界の解釈の幅となり、物語を追いかける以外の楽しみを生むのではないか、と考えるのです。(先に挙げた、FFに見られる”映画のような”表現は、世界を固着し、想像力を硬直させてしまう可能性があるのです。)
そう考えると、先に挙げました友人の言葉は、PSPと比べると劣った画像表現力に劣るDSのソフトを面白いと感じるメカニズムをうまく言葉にしたな、と思えます。

長々と語ってしまいましたが、とりあえずちびテラスが可愛かったです。
子犬たまらん。
無双シリーズやら、他のゲームやらに関しても言及するべき点があるのですが、ちょっと長くなりそうなんで今日のところは見送りの方向で。TROY無双とトリニティ・ジルオールゼロについては明日書く予定。